2025/08/07 19:12

ここからは関係のない『僕の雑談・感想』です。
こうして「異常気象の中でも糖度が上がった」という経験をして、改めて思ったことがあります。
それは、異常気象や異常な暑さというのは、あくまで“ひとつの現象”に過ぎないということ。
それを「どう捉えるか?」は、僕たち人間次第なんだなと、今回強く感じました。
確かに、普通に考えれば「水が足りない」「日焼けで出荷できない」など、デメリットばかりが目につきます。
でも少し視点を変えると、「糖度が上がりやすい」というメリットを見出せる。
この“視点を変える力”って、農業だけじゃなくて、人生全体にも通じる考え方だなと実感しました。
僕自身はまだ28歳の若者ですけれど、これからの人生では、思いがけない悪い出来事や、うまくいかないことも、きっと何度も起きると思っています。
でも、そうした“悪い出来事”も、ただの不幸として終わらせるのではなく、
「これは何を教えてくれているのか?」
「ここからどう学べるか?」
「逆に、どんなチャンスにできるか?」
といった風に、『別の角度』から見つめ直すことができれば、きっと何かを掴めると思うんです。
実際に今回のシャインマスカットの件で、日焼けという大きなリスクはありつつも、糖度という武器を手に入れることができたように、何かと引き換えに、価値あるものが生まれることもある。
これって人生にもそのまま通じることだなと思いました。
たとえば農業の別の例で言えば、
10月収穫予定のキャベツやブロッコリーなんかは、8月に苗を植えますので、今のように全く雨が降らないと、苗が枯れて育たなくなってしまいます。
普通なら「今年は育てられないな」「雨がないからやめよう」と考えるかもしれません。
でも逆に、「ちゃんと水を与えることができる環境があるなら、それってチャンスなんじゃないか?」と捉えることもできます。
水が足りなくて栽培を断念する人が多い中、自分がちゃんと育てることができれば、
野菜の価格が高騰したタイミングで出荷できて、しっかり利益につなげられる可能性もあるわけです。
つまり、「雨が降らない=マイナス」ではなく、「水を自分で確保できるなら=プラス」になる可能性もあるということ。
こんなふうに、どんな出来事にも「見方を変える」という視点を持つことは、これからの時代を生きていく上で、大きな力になるのではないかと感じました。
本当に、農業を通じてこんな学びが得られるなんて、なんだか感慨深いです。
というわけで、『農業から得られた人生の気づき』という僕の感想でした!
夏が近づいてきましたが、みなさんご自愛ください。