2025/06/10 19:35


 現在葉面散布で使用している肥料は以下の種類です。

・アミノ酸系

・発酵リン酸系

・炭水化物系(糖系)

・海水系

・有機物キレートカルシウム系


これらを時期や回数を考えて散布します。

こうみるとめっちゃ多い、、!


どれも「味に効く!」と言われてたり、知り合い農家さんからのおすすめだったり、僕がこれまで使ってみて「味に効いてるかはまだよくわかんないけど、生育が良くなった!」といった肥料を取捨選択して残った肥料たちです。


これらの肥料を、作業の隙間を縫って天気と睨めっこして晴れの日を狙って、「おいしくなれよ!」と思いながら散布してます☀️


そしてこれらの肥料を【500L】の水に溶かして、機械を使って【4時間かけて】散布します。


しかも足場は凸凹してたり、雨でぐちゃぐちゃになってたりで悪いです。

しかもハウスは70mもあるのでめっちゃ長いです。

しかも前進しながら散布すると自分にかかるのでバックしながら散布します。


500Lの肥料を、4時間かけて、足場が悪い中、70mもの道を、バックで散布する。

この大変さは中々伝えづらいので、皆さんもぜひやってみてください👍


ただ、ここまで肥料にこだわって、忙しい中タイミングを見極めて、重労働でへとへとになりながらやっても、実際効いているのかどうかよくわかりません。


島根県管轄の農業のプロの指導では葉面散布はほぼありませんし、葉面散布をしなくともおいしいシャインマスカットはできます。


実際に葉面散布をしなくとも、島根県(=JAしまね)のシャインマスカット出荷規格のひとつである『糖度18度以上』はクリアできます。


元々肥料は根っこからやるもので、葉っぱからやっても吸収される肥料分は根っこに比べてわずかな物です。


葉面散布、本当にやる意味はあるのか?

「もしかしたら徒労に終わって、時間もお金もすべて無駄になるかもしれない」とずっと不安ですが、とにかく信じてやってみます。


というわけで、「やる意味があるのか?葉っぱからの肥料やり」というお話しでした!